消費者の感情や状態を数値化し、売れる商品につなげます

  • TOBII
  • 5 分

Images that suggest someone is hiding their true intentions.

食品の研究開発でこんな悩みはありませんか?
「潜在的なニーズまで掘り起こし、商品開発に活かしたい」

流行に敏感に反応するコンビニでは、毎週約100品、年間約5000品の新商品が発売され、そのうち7割が入れ替わると言われています。一方で、消費者のニーズは多様化し、企業間競争は激化して、ヒット商品、ロングセラー商品が生まれにくくなっています。

こうしたなかで、いかに消費者のニーズを見つけ出し、商品開発につなげていくかは大きな悩みになっています。特に、ありとあらゆる多彩な商品が次々と生まれ、欲しいものが見当たらないといわれる飽食の時代にあっては、本人が意識していない潜在的ニーズを掘り起こし、パッケージやネーミング、キャッチコピーを含め、消費者の心に訴えていく商品づくりが求められているのです。

また、最近流行っている機能性表示食品の中には、「集中力が続く」「疲れない」などを謳っているものも増えていますが、これらの効果を裏付ける指標も確立されているものはなく、あらゆる面から分析し、模索されている研究者も多いのではないでしょうか。

今しなければならないことは何か?
「消費者の感情や状態まで踏み込んだ理解が必要」

今度の新商品は、おいしいはずなのになぜ売れなかったのか。食品メーカーの開発者からそんな声を聞くことがあります。確かに、消費者が食品に求める大きなポイントは「おいしさ」ですが、それだけでは商品は売れません。消費者は味だけでなく、商品の見た目やデザイン、使いやすさ、機能性をはじめ、商品がもたらす満足感など、様々な要素が絡んでいます。新商品開発のための消費者調査においても、多角的な面から分析し、消費者は何に注目し、何が選択の要因となったのか。パッケージのどの要素を見て購入に至ったのか。競合他社と比べでどこが注意を惹いたのか。消費者の無意識な感情まで踏み込んだ理解が必要になっているのです。機能性食品の効果を裏付けるための指標づくりにおいても、消費者の無意識な状態を数値的に抽出することが求められています。

生体計測はなぜ優れているのか?
「「好き嫌い」「無自覚のストレス」「心地よさ」などを客観的に評価できる」

アイトラッキングは、無意識、無記憶の視線を捉え、言葉では表現できない消費者の注意や興味を可視化します。加えて、脳波、発汗、心拍、筋電などの生体計測を組み合わせることで、「認知」「心地よさ」「注意」「潜在的好き嫌い」「集中」「ストレス」などの感情や状態を数値化し、経時変化を可視化することができます。商品購入時の「潜在的な好き嫌い」を客観的に評価することで、店頭で選ばれるパッケージに開発に活かせます。また、商品使用時の「無自覚のストレス」を客観的に評価することで、使いやすい商品の開発に活かせます。さらに「集中力が続く」「眠くならない」「疲れない」など、機能性表示食品の評価指標作りに活かすこともできます。

Comparing two types of ketchup bottles.

トビー・テクノロジーだからできることとは?
「消費者の心をつかむ新商品開発をサポート」

トビー・テクノロジーでは、生体複合計測専任のリサーチャーにより、調査の設計から、課題抽出・仮説立案、生体データの取得、インタビュー、数値データ分析、レポート納品までワンステップで提供しています。複数の生体データを取得して、複合的に分析することも可能です。

アウトプットでは、注視人数の多さを、赤>黄>緑>無色といったように色によって一目でわかる「ヒートマップ動画」をはじめ、「要素別の注視人数や注視割合」「生体データの変化量」など、さまざまな形で提示することが可能で、消費者の心をつかむ新商品開発をサポートしてきます。

メールマガジンに登録する

アイトラッキングとアテンション・コンピューティングに関する最新情報をお届けします。