明瞳孔法と暗瞳孔法による瞳孔検出

Eye tracking technique Pupil Hardware

このページでは明瞳孔法と暗瞳孔法による瞳孔検出の仕組みについて解説します。

角膜反射法のアイトラッキングでは、近赤外の光の照射方法が2種類あります。
明瞳孔法は近赤外LEDとアイトラッキングカメラの光軸を近づけて、瞳孔を明るく検出する方法です。(写真の赤目と同じ現象)
暗瞳孔法は近赤外のLEDとアイトラッキングカメラの光軸を離し、瞳孔を虹彩よりも暗く検出する方法です。

 この2種類の方法では、それぞれ瞳孔検出に影響を与える要因が異なってきます。
明瞳孔法では、瞳孔サイズに影響を与える「計測環境での光」や「年齢」といった要因が、瞳孔検出にも影響を及ぼす可能性があります。
また、人種もその一つです。明瞳孔法はヒスパニック系や白人系の人々の目に適していますが、アジア系の人々には暗瞳孔法が適しています。
Tobii Proのほとんどのアイトラッカーは明瞳孔法と暗瞳孔法の両方を使用して視線を算出しています。例外として、旧50シリーズ、旧TX300、グラスシリーズは暗瞳孔のみを使用していますが、それ以外のアイトラッカーは被験者のキャリブレーション時に明瞳孔法と暗瞳孔法のいずれか適したモードを判断し、より高い精度でのレコーディングを行います。レコーディング中は瞳孔検出の状況に合わせて明瞳孔法と暗瞳孔法を切り替えて有効なデータを取得します。

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