ついに 1200Hzのアイトラッカー登場

Press release

「Tobii Pro スペクトラム 1200」                                                  眼球運動をハイスピードで計測、視線から人の行動を解き明かす

アイトラッキングで世界最大手のトビー・テクノロジー株式会社(本社:東京都品川区代表取締役社長:蜂巣健一以下トビー)は、高度な学術研究向けのハイスピード機材Tobii Pro スペクトラムシリーズのサンプリングレート1200Hz版を発売します。
これまでのサンプリングレート600Hzから2倍の1200Hzになり、言語学、心理学、視覚、眼科学、脳科学などの研究に必要とされる、ミリ秒の精度、ロバスト性の高い瞳孔検出能力、広い頭部可動域などの性能を全て兼ね備えています。

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これまでに各分野の研究者から寄せられている要望は幅広いものでした。「Tobii Proスペクトラム1200」は、その中でも、かなり細かい眼球運動計測が必要とされる分野の研究者に向けた新しいアイトラッカーとなっています。さらに深く、未だ解明されていないような人間の生理反応と視線との関係を明らかにする研究を後押しします。
平均40ミリ秒程度のサッカード(見ているところからほかのところへ視線を動かす動作)を研究するには、より高い時間分解能が必要です。Tobii Proスペクトラムは、最高水準のデータ品質を維持したままで高いサンプリングレートを実現します。

より細かい間隔で視線データを取得することで、脳の神経細胞の変性が初期段階で眼球の動きに微妙に影響を与え始めるアルツハイマーやハンチントン病のような、精神障害や脳損傷を持つ人々を対象とした研究の進歩につながる可能性があります。
脳機能の研究では、アイトラッキングと他の生理計測との組み合わせによって、「何を見て、どう反応したのか?」という、脳で行われている情報処理の理解を深めるためのマルチモーダルな実験が一般的になっています。Tobii Proスペクトラムは、同じく高いサンプリングレートであるEEG(脳活動)のデータとの正確な同期が可能です。
Tobii Proスペクトラム1200」は、他のTobii Proアイトラッカーと同様に人間の目をTobii独自の方法で3Dモデル化し、高度な画像処理によって高精度で人が見ている場所を算出します。被験者の頭が多少動いても、一度計測範囲から外れて再び戻ってきた場合でもトラッキング品質が保証されます。
サンプリングレートが大幅に向上しても、「Tobii Proスペクトラム1200」は自動で目を検出し追従します。特別な設定は必要ありません。
Tobii Proスペクトラムシリーズは人種や年齢、メガネの有無などに関わらず優れた瞳孔検出能力を発揮します。
Tobii Proスペクトラムシリーズに加わった「Tobii Proスペクトラム1200」は、2つのアイトラッキングカメラが毎秒1200枚ずつの両眼の眼球画像をキャプチャして視線データを取得します。これまでのラインナップに1200が加わり、スペクトラムシリーズは最大サンプリングレートが1200Hz600Hz300Hz150Hzの4種類となります。予算と研究内容に合わせて最適な製品を選ぶことができます。

Tobii Proスペクトラム1200」は2018年春の出荷開始を予定しています。

【Tobii について】
Tobiiはアイトラッキング技術の世界最大手であり、製品は、学術分野、マーケティングリサーチ、ユーザビリティ研究などで世界的に使用されています。また、障がいを持つ方々のコミュニケーション手段としても使用されています。最近では、PC、ゲームをはじめ、VR、自動車、メディカルなど様々な産業でのOEMコンポーネントにアイトラッキング技術を活用した「視線入力」を提供しています。2015年には、ナスダックストックホルム証券取引所へ上場しました。
Tobii社はスウェーデン(ストックホルム)を本社として、米国、日本、中国、ノルウェーに現地法人を置いています。また、Tobii製品・ソリューションは、代理店やパートナーを通じて、世界中で販売されています。

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