まずは新人の作業をご覧ください。
新人は頭の位置が落ち着かず、また、注ぎ口を見ていないため、こぼしてしまいます。
一方で熟練者は頭の位置が安定していて、注ぎ口を注視しています。
外観目視検査などにおいては熟練者と新人で見方の違いが出るのは当然だと思うかもしれません。
しかし、今回のように一見すると技能/技術と見方に関係がなさそうな作業でもアイトラッキングを活用することによって大きな違いが明らかになります。このように「いつ・どこ・何を見ているか」という視点から熟練者の技能/技術を可視化するのです。