眼科学

アイトラッキングは、眼科医が眼球運動と眼球運動障害の理解を深め、眼疾患の予防や診断、そして治療のための臨床手段を開発するのに役立っています。

包括的眼球運動データ

アイトラッキングにより、研究者は眼球運動の力学を研究できるようなりました。診断に有用な疾患特有の病態を明らかにするために特に有効です。この客観的かつ定量的なデータは、正常者のデータとの比較を行う基盤となり、そこから研究者は、疾患の診断・鑑別に有効な変化を見出すことができます。

アイトラッキングによってわかること:

  • 潜伏、オーバーシュート、アンダーシュートなどの衝動性眼球運動
  • ドリフト現象などの固視微動
  • 滑動性追従運動における眼球運動と視標のずれなど
  • 斜視あるいは弱視での眼位調整
  • 眼振の緩徐相の傾きや急速相の振幅

臨床研究

臨床研究においてTobii Proは、室内外の自然な環境ではもちろん、研究室などの管理された環境にも適した解決策となります。アイトラッキングデータは、研究者個々のニーズに合わせた様々なソフトウェア環境で、他のデータとの同期や分析に使用可能です。ハードウェアおよびソフトウェアに関するトレーニングとサポートは、世界中で提供されています。 続きを読む

事例

Cardiff University

カーディフ大学視覚科学部では、視覚に問題のある人の眼球動作を調べるため、Tobii Proのアイトラッキング製品を使用しています。周囲環境が視覚低下に及ぼす影響について分析研究がなされています。 続きを読む

University of Melbourne

オーストラリアのメルボルン大学の視覚学部では、眼球運動障害、特に眼振に焦点を当て、アイトラッキングを診断器具として使用できる可能性を探っています。 続きを読む

  • Chouinard, P. A., Peel, H. J., & Landry, O. (2017). Eye-Tracking Reveals that the Strength of the Vertical-Horizontal Illusion Increases as the Retinal Image Becomes More Stable with Fixation. Frontiers in Human Neuroscience, 11, 143. https://doi.org/10.3389/fnhum.2017.00143
  • Kasneci, E., Black, A. A., & Wood, J. M. (2017). Eye-Tracking as a Tool to Evaluate Functional Ability in Everyday Tasks in Glaucoma. Journal of Ophthalmology, 2017, 1–10. https://doi.org/10.1155/2017/6425913
  • Ivanov, I. V., Mackeben, M., Vollmer, A., Martus, P., Nguyen, N. X., & Trauzettel-Klosinski, S. (2016). Eye Movement Training and Suggested Gaze Strategies in Tunnel Vision - A Randomized and Controlled Pilot Study. PLOS ONE, 11(6), e0157825. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0157825

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