Equipment inspection
設備点検・パトロール

品質向上と効率化

設備トラブルが発生する原因は多岐に渡ります。トラブルの原因を素早く見つけ、迅速な復旧を行うためには、何を確認することが必要なのか、熟練者のカンコツを明らかにする必要があります。アイトラッキング(視線追跡・視線計測)で、熟練者の技能を抽出し、行動と背景にある知識を言語化していくことによって、より具体的な指導、迅速なトラブル対応につなげていくことができます。

アイトラッキングで課題解決

Onboarding in the workplace

技術/技能伝承がなかなか進まない

  • 熟練者の技能を若手に伝承するのに時間がかかる。

  • 熟練者の作業は無意識にやっていることが多く、当たり前だと思っており、言語されないことが多い 。

  • 熟練者が行っている無駄なく能率的な行動や操作、その背景となっている判断理由を明確化することが難しい。

Faulty equipment inspection

トラブル対応 

  • 設備トラブルが発生した際に、対応できる作業員が限られており、その結果、復旧に時間を要し、設備を安定的に稼働することが難しい。

  • トラブルの予兆を事前に見極め、装置が停止する前に適切に対処するには、装置を熟知した熟練の技能が求められる。  

  • 若手は、熟練者や経験豊富な作業者よりも異常を発見する頻度が低いため、ダブルチェックなどのリソースが必要になる。

  •  設備の経年劣化による故障が増えると、設備の停止頻度や時間が長くなり、より大きな損害を招く。

Inspection - safety worker

安全性、生産効率化の問題

  • トラブル発生時に早急な復旧対応ができず、設備の安定稼働に支障をきたしている。

  • 作業者による技能や作業時間のバラつきがあり、一人当たりの労働生産性や、全体的な効率化の妨げになる。

  • 問題が起こる前に予兆を見極め、対処をする。予知保全という観点からも、日々の設備点検や巡視の中で、いかに見落としを減らし、一人ひとりの技能を高めていくかが重要。

アイトラッキングで出来ること

  • 熟練者と非熟練者の同じ作業における視線の違いを抽出し、技能(カン・コツ)を見える化します。

  • 熟練者の技能(カン・コツ)を抽出、分析、標準化することで、効率的な技能伝承が可能になります。

  • 視線動画をもとに熟練者にインタビューすることで、行動背景となる知識も抽出できます。

  • 標準化したものを手順書や動画マニュアルなどの教材に反映することで教育期間の短縮、教育レベルの向上へ繋げられます。また自動化への元データとしても活用できます。

Tobii Equipment inspection

仕組み

1. 見える化

視線・動作における熟練者同士の視線の共通点、熟練者、非熟練者との視線の相違点を抽出します。

2. 標準化

視線動画をもとに熟練者にインタビュー。熟練者の行動の背景に必ずある「経験・理論といった知識」も抽出して、分析を行い、標準化します。

3. 改善

標準化したものは評価/教育に活用できます。作業標準書や動画マニュアルの拡充、さらにはアシスト機器の開発や、製造DX(機械化/半自動化/自動化)の実現にも役立ちます。

Tobiiだからできること

Professional Performance - Skills Transfer

Tobii インサイト-調査サービス

Tobiiでは、アイトラッキングなどのハードウェアやソフトウェアの導入をはじめ、調査・分析サービスでは調査設計、他生体計測を含めたデータ取得、視線リプレイ動画を通じたインタビュー、分析を行い、標準化までお手伝いします。その後のアクションとなる、評価、教育や、マニュアル作成など、具体的な改善のための支援を行っています。

Tobii Pro Glasses 3 with tinted safety lenses

Tobii Proグラス3

トビーのウェアラブル型アイトラッカー、Tobii Proグラス3は、軽量で目障りでないデザインのため、製造現場やトレーニングでの利用に最適です。広角のシーンカメラは、作業者の自然な行動を妨げることなく、作業中に何を見て、何を行っているかを正確に捉えます。ウェアラブルアイトラッカーは、教育や生産性/安全性の向上に活用できます。

お問い合わせ 

無料デモやお見積りなど、お気軽にお問い合わせください。お急ぎの場合は、03-6420-3990までご連絡ください。

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