外観検査の見落とし / 見逃し / ミスを減らす方法

この記事では、外観検査の見落とし / 見逃し / ミスを減らす方法を解説します。

「なぜなぜ分析」や環境の改善など様々な方法がありますが、検査の見落としを減らすためには第一に、「見落としが少ないのはどんな人なのか」明らかにする必要があります。例えばベテランです。

見落とし / 見逃し / ミスをしないベテランの検査技能を知る

見落としをしないベテランが、どのように検査を行っているか知ることで、これまで暗黙知になっていた技能が見える化されます。

なぜベテランがミスなく、速く検査するできるのか。それは「年数が長いから」、「いろいろ知っているから」、という回答になるでしょうか。つまり、ベテランの技能には「経験」という要素が不可欠です。

ではその経験を引き出すためにどうするかということで、ビデオを回して、ベテランの作業を外から撮ることにチャレンジされたことはないでしょうか?ビデオも一つの有効な手段ですが、教育や技能の見える化につながる示唆が得られにくく、撮影したもののシッカリ活用されずお蔵入り、、というケースを多く耳にします。


そこで、人の視線を計測するアイトラッキングの出番です。人の「見る」という行動は「無意識・無自覚」に行われています。想像してみてください。今日、朝起きてから、今この記事を読んでいる瞬間までに「何を見て」「どんなことを意識」してたか細かく説明できますでしょうか。難しいと思います。その道何十年のベテランの技能はなおさらのことで、無意識・無自覚に繰り返していることを説明するのは難しいのです。これがいわゆる「カン・コツ」と呼ばれるものです。

アイトラッキングを使用することによって、ベテランが「どこを」見て検査を行っているのかわかります。そのあとで、視線入りのビデオを一緒に確認しながら作業を振り返るのです。

それによって「どこ」を「どのタイミング」で「なぜ」見てたのかなどの、「無意識・無自覚」を可視化できます。これまでの膨大な経験から「身体で覚えている」検査を行っているベテランからしても、自身の作業を細かく説明することは難しいのです。

イメージがつきやすくするために、実際にアイトラッキングでベテランの視線を計測した動画をご覧ください。

見落とし / 見逃し / ミスの原因を知る

一方で、見落としをしてしまう人にとっても、ベテランがどんな意識で仕事をしていて、「なぜ」見落とすのかわかりません。つまり、ベテランと自分の違いがどこなのか、わからないわけです。

アイトラッキングを使って、見落としをしてしまう人の技術も可視化することによって、ベテランとの比較ができるようになります。

ベテラン/ベテラン、ベテラン/非熟練、ベテラン/手順書を比較し、検査の共通点/違いを明らかにする

それぞれを比較することによって、共通点や違いが明らかになります。ここで明らかになったことを元に技能の標準化を行い、評価、教育への反映ができた結果として、検査の見落としが減るのです。

また、可視化されたベテランの技能と検査手順書を比較することによって、手順書の改善/見直しも可能となります。

実際にデンソー様では、アイトラッキングを使った標準化によって、教育期間が50%減っています。

デンソーの写真

ベテランの暗黙知に頼った検査を脱却し、人手不足に備えましょう。

アイトラッキングを使った外観検査の見落とし減にご興味がある場合は、お気軽にお問合せください。豊富な事例もご紹介します。

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