最大600Hzのハイスピードアイトラッカーならびに生体計測解析ソフトウェア登場

眼球運動をハイスピードで計測、視線から人の行動を解き明かす

アイトラッキング世界最大手の日本法人であるトビー・テクノロジー株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:蜂巣 健一 以下 トビー)は、2016年11月10日(木)より、研究、調査向けの新型機材「Tobii Pro スペクトラム」、ならびに生体計測解析ソフトウェア「Tobii Pro ラボ」を発売します。本製品は、12月12日(月)から開催される北米神経科学学会に展示します。

 

「Tobii Pro スペクトラム」「Tobii Pro ラボ」は、幼児、子どもの発達心理学、神経科学、リーディング研究、眼科学などにおける画期的な研究で真価を発揮します。

 

人がどこを見ているか(眼球の場所と向き)が分かるアイトラッキングは、行動分析における有効な手法の一つで、学術研究で育まれ、民間企業のマーケティング調査、技能伝承において急速に広がっています。トビー製品・サービスは、グローバルでは、アカデミック機関2000、民間企業3000社以上、国内においてもアカデミック機関300以上、民間企業400社以上で使用されています。

 

「Tobii Pro スペクトラム」は、最大600Hzでデータを取得し、かつ広い頭部可動領域を備えたこれまでにないプラットフォームを実現しました。また、ディスプレイを接続し画面上の呈示した映像や、ディスプレイを外して、アイトラッカー単体で実際の空間中の物体を視覚刺激として設定することもできます。その他、8bitのTTL信号出力により他生体計測とのシームレスな同期が可能でせおす。

 

「Tobii Pro ラボ」は、研究・調査の設計からレコーディング、視線データの可視化、分析の機能はもちろんのこと、EEG、GSR、ECGといった他の生体計測と同期機能も備えた優れたソフトウェアとなっています。以前より複数の生体計測と組みあわせたいという要望が高く、これは、他の生体計測データを組み合わせて分析する際に、アイトラッキングが不可欠な要素であることを意味します。これまではアイトラッキングと他生体計測との組みあわせた分析には手間がかかりましたが、「Tobii Pro ラボ」により、簡単にデータを同期し分析することが可能となりました。

 

シドニー大学医学部精神センターで、原理研究員ならびに脳における臨床心理博士であるAdam Guastellasi 氏は次のように述べています。

「実世界の研究タスクをより可能にするために、頭部可動領域が広く、かつハイレベルなトラッキング能力をもつアイトラッカーは不可欠です。Tobii Proシステムは、高精度で使い勝手が良く、透明性の高いデータ収集が可能になっています。それによって無意識となる人間の精神的プロセス、感情、そして反応を理解するために、様々なユーザが高度なアイトラッキングを活用できるようになっています。」

 

【主な特徴】

■驚異の頭部可動域を持つ「Tobii Pro スペクトラム」

・サンプリングレート600Hzまで視線データを取得し、2つのカメラによって両眼を明瞳孔法、暗瞳孔法

で検出し、最大で1秒間600の眼球画像を撮影します。

・Tobiiが保有する3Dアイモデルによって、頭を広範囲に動かしても高精度の視線計測が可能。短いアテ

ンションスパンや、幼児、子どもの研究に適しています。

・人種、年齢、コンタクト・メガネの有無に左右されません。

 

■様々な生体計測との組みあわせが可能な解析ソフトウェア「Tobii pro ラボ」

・研究・調査の設計からレコーディング、視線データの可視化、分析はもちろんのこと、EEG、GSR、

ECGといった、他の生体計測と同期する機能を備えています。

・汎用性が高く、使いやすいため、ワークフローの効率が上がり、研究者は分析に集中して時間をかけら

れます。

・据え置き型、ウェアラブル型アイトラッカーどちらのデータも分析可能です。

 

また、Tobii pro スペクトラム、その他トビーの据え置き型アイトラッカーに対応するソフトウェア開発キット「Tobii Pro SDK 」も用意しています。「Tobii Pro SDK 」を使うことで、研究にあわせて独自にカスタマイズされたアプリケーションを構築することができます。

 

視覚による注意と認識を記録、分析しうるアイトラッキングは、自閉症の研究といった心理学、放射線医が診断する精度の向上に繋げるべく、パーキンソン病の治療効果を研究する神経科学など幅広い分野で高い評価を得ています。これからもトビーは、世界の学術研究、マーケティング調査に貢献できるようなアイトラッキングの製品・ソリューションを開発していきます。

 

【Tobii について】

Tobiiはアイトラッキング技術の世界最大手であり、製品は、学術分野、マーケティングリサーチ、ユーザビリティ研究などで世界的に使用されています。また、障がいを持つ方々のコミュニケーション手段としても使用されています。最近では、PC、ゲームをはじめ、VR、自動車、メディカルなど様々な産業でのOEMコンポーネントにアイトラッキング技術を活用した「視線入力」を提供しています。2015年には、ナスダック ストックホルム証券取引所へ上場しました。

Tobii社はスウェーデン(ストックホルム)を本社として、米国、日本、中国、ノルウェーに現地法人を置いています。また、Tobii製品・ソリューションは、代理店やパートナーを通じて、世界中で販売されています。

 

 

【本リリースに関するお問い合わせ】

トビー・テクノロジー株式会社

マーケティング部 
藤井久仁子(ふじい・くにこ)
奥山 恭子(おくやま・きょうこ)

Phone: 03-5793- 3316

Fax:   03-5793- 3317

E-mail: kuniko.fujii@tobii.co.jp / Kyoko.okuyama@tobii.co.jp